本日は人生の優先順位の話です。
何かを始めるのに遅すぎることはありませんが、なるべく若いうちにおこなっていた方が有利だったりするものがあるのも事実です。
今日はそのようなお話をしたいと思います。
ある大学の授業で、以下の内容のような授業がおこなわれました。以下、抜粋です。
大きな壺と石と砂利と砂と水の話
大学教授は教壇の上に、大きな壺を置きました。
次に大きな石を取り出し、壺いっぱいに詰め込みました。
教授は学生に、問いかけました。
「壺は、いっぱいになっただろうか」
一人の学生が「はい。いっぱいになっています」と答えました。
教授は「いいえ、違います」と答え、あるものを取り出しました。
砂利です。
大きな石は入りませんが、小さな砂利なら入ります。
つぼに砂利をいっぱいに入れて、再び「壺は、いっぱいになっただろうか」と問いました。
1人の学生が「いいえ。違うと思います」と答えると「そのとおりだ」と言いました。
次に取り出したものは、砂です。
砂利はもう入りませんが、小さな砂なら入ります。
砂で壺を満たすと、教授は再び「この壺は、いっぱいになっただろうか」と学生に問いました。
学生は「いいえ」と答えました。
「そうだ」と答えた教授が次に取り出したのは、水でした。
砂は入らなくても、水なら入ります。
壺いっぱいまで水を入れました。
今度こそ本当に壺が満たされ、100パーセントいっぱいの状態です。
引用:https://happylifestyle.com/12784
正しい順番で壺に詰めよう
皆さん、この授業を通して、教授が言いたかったのはどのようなことかわかりますか?
ちなみに、この授業を受けた学生は、「予定がいっぱいでも、努力すれば詰め込めるという意味でしょうか」と答えました。
皆さんの答えはなんでしょうか。
先にタイトルにも書いたので、お気づきの方も多いと思いますが、実はこの授業「人生の優先順位」について教えているものでした。
続けて教授は生徒たちに諭します。
「この壺は人生だ。物事には優先順位がある。大きなことから順に入れないと、後から入れようとしても入らない」
教授が本当に言いたかったことはこれでした。
最初に大きな石を入れなければ、砂や水で満たした後では入れることができません。
物事には「正しい順番」があるのです。
あなたにとって大きな石にあたることは何でしょうか。
勉強でしょうか。
家族でしょうか。
友人や恋人でしょうか。
最初に大きな石を入れましょう。
常に今しかできないことを最優先です。
さもなければ、貴重なチャンスを失うことになるのです。
引用:https://happylifestyle.com/12784
「若い」ということの価値
何かを始めることに遅すぎることはありません。
しかし、なるべくなら早く始めることに越したことはありません。
例えば、弁護士になりたい、医者になりたいとしても、学生時代に目指すのか、それとも20代のうちに目指すのか、30代で目指すのか、40代で目指すのか。
どの年代でも目指せないことはないでしょうが、年齢を重ねるごとに難易度が上昇していきます。
ピアノなどの楽器や、英語などの語学学習もなるべく早いうちに始めた方が習得がしやすいはずです。
さらに、年代によってもお金の価値も変わってくることでしょう。
例を出せば、小学生の頃、お年玉を集めた1万円と現在就職して給料としてもらっている1万円とでは、価値が全く異なることでしょう。
人生の優先順位
また、よく若いうちに貯金を頑張っておけ、と言う方もいますが、私も若い頃はそういった考えだったのですが、最近は貯金ばかりでも人生を損しているなと考えるようになりました。
これは、東日本大震災を経験し、人生観が変わったことも大きいです。
震災を経験する前までは、例を出すと給食で好物は最後に残して食べる派でしたが、震災を経験し、好物は最初に食べてしまった方がいいなと考え方が180度変わりました。
それは、震災を経験して人間はいつ死ぬかわからないものなんだなという思いが強く印象に残ったからです。だって、もし不慮の事故や災害に遭遇した時、好物を残したまま死んでしまったら悲しいじゃないですか。
それに、先ほどのお金の話に戻りますが、年をとるごとにお金の価値って薄れていくんだなとも感じます。
例えば、もし海外旅行に行ったとして、同じ2泊3日くらいの日程で、30万円くらいの費用がかかったとします。
20代の頃に行くのと、定年後、60代で行くのとでは体力的な観点から動ける行動範囲が異なることでしょう。
食事だって、いろんな料理を20代の若い頃であれば楽しむことができると思います。
よく言われることですが、異国情緒を感じることにより、視野が広がったり、価値観が変わったり、
さらに、海外で出会った人と仲良くなったり、その後の人生にプラスに影響することだってあるはずです。
人生の時間は有限です。
私もあれやりたいな、ここに行きたいな、というのはありますが、きっちり優先順位をつけて、まずは今しかできないこと、どうしてもやりたいこと、やらなければならないことから手をつけていきたいと思います。