もうどうしようもない底辺人生。
それが私が今まで歩んできた道。
学生時代はいわゆる『陰キャ』で友達が少なく、嫌われ者。
いじめられたりもした。
生まれながらにしてコミュ障。
そんな私の唯一の心の支えは『絵を描くこと』

ど田舎の底辺高校を出て、職を転々としつつも、
幼き日に見た『絵描きになる』という夢を今も追っています。
このブログは、そんな とある中年・独身・低学歴の底辺が必死に生きつつも、趣味を謳歌し、
夢を叶えるために努力していく日常を綴っていくブログです。
嫌なことがあった時、人生に絶望した時、このブログを見て
「自分はまだマシだな」「こいつも頑張ってるから、もう少し自分も頑張ってみよう」
などと感じていただけますと幸いです。
私が過去に体験した恥ずかしい失敗談も色々と載せてあります。
皆様の今後の人生に少しでも役立てていただけたら本望です。
恥ずかしながら、自分は自分で命を絶とうか悩んだこともあります。
でも、臆病すぎて結局実行できませんでした。
自分の臆病さ・行動力のなさが、この時だけ役立ちました。
その時考えたのは、人は『死ぬ気になれば何だってできるな』ということです。
自分がその後自ら命を絶つと決まっていれば、例えば
自分が死ぬ前に、例えばお金をたくさん盗んで豪遊したり、
今まで自分をいじめてきた人に復讐することだってできるはずです。
実際、そうやって多くの人を巻き込んでの犯罪に及んだ事例もたくさんあります。
犯人が当時の私と同じ心境だったのかは分かりませんが、
有名なところでいうと2008年に起きた秋葉原通り魔事件が有名でしょうか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E8%91%89%E5%8E%9F%E9%80%9A%E3%82%8A%E9%AD%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6

でも、それって自己中の極みみたいなものだなと、自分で思いついて恥ずかしくなりました。
その後、自分の愚かさに気づき悲しくなりました。
自分一人の勝手な行動で多くの人を不幸にする。
どんなに私が嫌いな人だって、私をいじめてきた人だって、
家族がいて、その人を大切に思っている人がいるはずです。
自分の人生が上手くいかないからといって、
関係のない人を巻き込むことは絶対にやってはならないことです。
かといって、自ら一人で命を絶ったとしても
大きく世界が変わったり、世の中が動いたりするわけでもありません。
むしろ私の死を、私を嫌っている人が喜び、
私を慕ってくれている数少ない人を悲しませることになります。
それだったら反対に、死ぬ気で私の周りにいる人たちのために尽くしてみよう、と思いました。
どうせ死ぬなら、お世話になった方に今までいただいた恩を返して、
自分の周りの方のために微力ながら力を尽くし、せめて社会貢献してから死んでいった方が、
自分の周りの人たちにも、自分にもいいはずです。
でもそう思うと、不思議と何だか、肩の荷が軽くなりました。

人はいつ死ぬか自分では決められません。
明日死ぬかも知れないし、1時間後に死ぬかも知れない。
東日本大震災も経験しましたが、本気でそう思います。
震災以外でも事故などで多くの親しい人たちの死を身近で経験してきました。
自ら命を絶つことは、その人たちに失礼にあたります。
その人たちは生きたくても生きられなかったのです。
だから私にはその人たちの分、生きる義務がある。
そう思うようにしました。
そう思うようにすると不思議と今度は、やる気がみなぎってきました。
それと同時に、今まで自分のことばかり考えていたなと感じました。
年収がどうとか、学歴がどうとか、人より優れているとかいないとか。
そんなこと、死を前にすればどうでも良く感じます。
もし、あと10年、5年、1年で死ぬとしたら…。
やり残したことはないのか?
お世話になった人たちに感謝を伝えられているのか?
本当に大切なのは、いつ死んでもいいように毎日を悔いのないように生きることではないのか?
そう自問自答しました。

もっと自分の気持ちに正直になろうと思います。
「いい年になってまだ夢を諦めてないのか?」
そう思う人もいるかも知れません。
でも私にとってそれはどうでもいいことです。
私は最後の日を迎えた時に、
「ここまで生きてよかった」
そう思えるように生きたいだけです。
そして生まれてきたからには、多くの人たちの幸せのために微力ながら力になれたらと思います。
出会えた人との縁を大事にし、その人たちと楽しい日常を送り、その人たちのために力を尽くす。
そして、絵描きとして少しでも多く、自分の世界をこの世に残したい。
残りの人生で願うことはそれくらいです。
でも人間、やっぱり欲が出るみたいで
今はまだまだやりたいこと、勉強したいことが山ほど頭に浮かんできています。
最後に後悔ないように。
私は残された毎日を必死に、一生懸命に生きる所存です。
このブログが少しでも同じ悩みを抱える人たちの為になれたらと願っております。
2022年7月 田尻 ゆきなり
私の歩んできた人生について、より詳細なことは下記にまとめてあります。↓
そして、私の作品もぜひご覧いただけますと幸いです!