【初めての海外】フィリピンに実際に行ってみた時の感想 ーその1ー

私が水産加工会社に勤めていた時の話です。

水産加工現場などの田舎の工場に多いのですが、「技能実習生」という主にベトナムやインドネシアなどの発展途上国から「日本の工場の技術を学べる」ということで、あくまでそういった技能を学ぶ「実習生」として来日し労働できる制度があるのですが、私のところにも「技能実習生」が数名働いておりました。

彼らは一般的に「技能実習生」として働けるのは3年間のみであり、その3年を過ぎると帰国してしまいます。
あっという間に時間は過ぎるもので、最初に出会って一緒に仕事をしてからいつの間にか3年も経っていました。

今回は、その帰国した技能実習生のふるさと「フィリピン」に私が招待されて行ったお話になります。

なぜ招待されたかというと、私が彼らの面倒をよく見てたからだと思います。

片田舎で一次産業に従事していたので、車を持たない彼らは生活必需品を買う手段がありません。そこで、受け入れ先である会社が、月に一度市内のスーパーに買い物に連れて行くのです。

その月に一度の買い物係を頼まれたのが私でした。

特に特別手当などなく、車も自家用車でガソリン代も自己負担でしたが、彼らにとっては月に一度のショッピングと遠出です。彼らはその月一の遠出をしての買い物をとても楽しみにしていました。

彼らからすると、母国で夢見ていた憧れの日本生活とはほど遠い生活だったに違いありません。
家族を養うため、自分の夢のため。いろんな思いを込め、母国を離れ、家族と別れ、遠い異国の地での単身赴任生活をしている彼らのことを、地元から一回も離れたことがない私は尊敬せざるを得ませんでした。

そんな彼らに日本を嫌いになってほしくない、もっと日本の良さを知ってほしい。
そして何より、日々の息抜きをしてほしい。

そんな思いから毎回ではありませんが、買い物が終わると近くのレストランやラーメン屋でご飯を奢ったり、たまの休みには観光に連れて行ったりしました。

彼らも人が良いので、恩返しにとぜひ彼らの母国であるフィリピンを招待したいと誘ってくれたのです。

それは嬉しかったですが、何せ初めての海外。不安もありましたが、この機会を逃すと2度と海外に行く機会もないなと思い、行くことを決断いたしました!

しかし、長期休みをそんなに取れる職場ではないため、お盆休みを利用しフィリピンの滞在期間はわずか3日だけという弾丸旅行でした。

思えば、若くて体力のあるあの頃しかいけなかっただろうなと思います。

日程はこんな感じです。

・仕事終わり→支度して車で一関駅(岩手)へ→夜行バスで東京の池袋まで

・1日目
夜行バスが早朝池袋に到着→池袋発の羽田空港行きシャトルバスに乗る→羽田空港からフィリピンへ(時差1時間)→フィリピンの空港で友人と合流→昼食とスーパーで買い物友人の車で友人宅へ行き夕食を食べる→家を案内されてその後飲み屋で歓迎会→1日目終了

・2日目
別な友人と会うために朝から車で移動→合流→地元の市場?を見学→そこのレストランで昼食→遊園地に行く→地元のデパートへ→ローカルな地元の商店街へ→飲み屋→2日目終了

・3日目
この日は帰るので友人の家で朝食をとった後、空港へ移動→成田空港へ→東京駅へ→ちょっと東京観光→新幹線で一関駅へ→自宅へ帰宅

・次の日から仕事

という感じで結構ハードな弾丸旅行となってしまいました。

ここまで書いても大分長くなりましたので、次回は写真を交えて詳細に記載していきたいと思います。


続きはこちらから!

フォローよろしくお願いします!