前回は私がフィリピンへ行く経緯を書いてきましたが、今回はその詳細を写真と共に振り返っていきたいと思います。
前回の記事はこちら↓
長期休みが中々取れない職場だったので、今回はお盆休みを利用しての3日のみの旅行。
なので、仕事終わってから支度をして、その日のうちに夜行バスに乗り、夜行バスで睡眠をとり、次の日のなるべく早い便でフィリピンに行くことにしました。
まずは夜行バスに乗るために一関駅へ。
夜行バスで羽田行きのバスがでている池袋までいきます。
一関駅は大変静かで心配になるくらい。車は駅にある市営駐車場に泊めました。
しばらく待った後にバスに乗ります。
お盆休みの帰省ラッシュの影響か、予約制のバスだったのですがかなり混んでいました。
バス3台くらいで行くことに。
ここでちょっとした誤算が…。
夜行バスに乗って行くことにより、移動と睡眠を兼ね、移動時間とホテル代を節約しようと考えていたのですが、甘かったです。
普通のバスのシートと同じく4列のシート、さらに混んでいたので隣の人もいて、バスは缶詰め状態。あまり快適ではなかったです。
そして、一番の誤算が夜行バスで睡眠をとるはずだったのに、あまり眠れなかったことです。
なぜなら、2時間おきぐらいにサービスエリアによって休憩をはさむので、その度に通路の明かりが点灯して起きてしまいます…。そしてやはり人混みの空気の薄さと熱気を感じます…。
寝不足のまま早朝に池袋へ到着…。
羽田行きのバスのバス停は近かったのでそんなに歩かずに済みました。
しかし、すごい行列…。
案の定、満員御礼で私はバスの真ん中の補助席でした。
そんなこんなでようやっと羽田駅に到着。
朝なのにもうすでに疲れ切っていました。
お盆休み・夏休み期間中ということで激混み。
歩くだけで一苦労…。田舎住みには慣れなくてキツい人混み。
疲労困憊なので空港ラウンジで少し休憩を挟みます。
せっかくなので空港内を見学します。良い感じ。
江戸の街並みはもうちょっとレトロ感を出しても良かったかも。
新築みたいな作りはちょっと雰囲気が出ないです。
まぁ、空港内の施設なのでそこまで求めるのは酷かも知れませんが。
そんなこんなで飛行機に搭乗。
これまでの疲れもあってか、飛行機の中では爆睡。
あっという間にフィリピンに到着。
ですが、写真は撮っていませんでした。
初めての海外ということと、事前に治安が悪いと聞いていたので写真を撮影する余裕がなく、ここは省略させていただきます。申し訳ございません。
初めてフィリピンに到着した時の感想は、とにかく蒸し暑いのですが、想像していたのよりも意外と暑くない感じでした。なんなら、日中の気温は東京の方が暑いかも。湿度は完璧にフィリピンの方が高いです。
入管に行くのですが、ものすごい人の行列…。
1時間くらい並びました。
そんなこんなで色々あり、メッセンジャーでやりとりしてようやく友人と合流。
マニラの空港はネット上での口コミは最悪で、私も警戒していたのですが、そこまでの治安の悪さは感じませんでした。
空港のスタッフもフレンドリーでした。
友人のお父さんの車に乗るために空港の駐車場へ。
ただ、あっちは歩行者優先という感覚がないのか、歩行者が歩いていようとも車は突っ込んでくるので要注意。
現地人は車が来ても構わず道路を横断していきます。日本人の私にはマリオのように何個か命がないとここで生活するのは難しそうです。
空港を出ると日本とは異世界。
アジアを感じます。
まだ余裕がなかったので、風景の写真とかは取れませんでしたので、風景は割愛…。
そして、昼食を取るためにフィリピンの「マクドナルド」こと「ジョリビー」へ。
ここからは少し余裕が出てきました笑
余談ですが、フィリピンの主食はご飯。私の体感的に日本人よりもご飯を食べます。
このジョリビーでもフライドチキンとご飯のセットだったり、ハンバーガーとご飯のセットだったりと、あまり日本人には馴染みのない組み合わせのメニューもあります。
すみません。私は何を頼んだか覚えていないのでここも割愛します。
今振り返れば写真を撮ればよかったです。
まだここでは緊張していました。
数十分車を走らせ、友人宅へ。
場所は忘れてしまいましたが、首都マニラの隣町ぐらいの距離感です。
数日間、お世話になります。
友人宅の写真も撮ったのですが、許可を取っていないので一応載せないでおきます。
友人の家族が暖かく私を向かい入れてくれました。
夕食を少し食べてから外のお店で歓迎会を開いてくれるようです。
フィリピンローカルの乗り物「ジプニー」に乗って移動します。
ルールがよく分かりませんが、友人がいるので安心です。
バスみたいな感じです。
そして驚くべきは運賃が激安なこと!
40ペソ(100円)あれば大体の目的地に行けます。
そして目的地へ。
今日はここで飲み明かします。
ライブもやっていました。
私はここらへんで疲れの限界がきてうたた寝をしていました。
この長いビールは途中で炭酸が抜けてあまり美味しくありませんでした。
そして帰りもジプニーに乗って帰り、1日目が終了です。
中々ハードでした笑
帰ってからは爆睡。
そして次の日。フィリピン2日目です。
今日は別の研修生だった友人がはるばる私に会いに来てみたいです。
彼は田舎出身なので、6時間かけてバスで来てくれるみたい。
とても嬉しいですし、ありがたい話です。
朝食をご馳走になり車で駅まで迎えに行きます。
彼と、後もう一人の友人と合流し、しばらく車でドライブ。
最初は市場のような場所に行きました。
日本では中々見ることの出来ない光景です。
ちょっと生くさいにおいがあるので、苦手な人は厳しいかも。
2階に上がるとレストランになっていました。
今日はそこで昼食です。
日本の鍋料理みたいな料理です。
味付けは日本とは全く異なります。
おそらく「酢」が入っており、酸っぱいのと若干辛味があります。
日本人だと好みが分かれそうですが、私はかなり気に入りました。
暑い夏のフィリピンにおいて、この酸っぱさと辛味がさっぱりしていい感じ。
ちなみにここの店ではお水みたいにバナナが無料で食べ放題です笑
こちらもバナナが名産のフィリピンならではですね。
ちなみにフィリピン人は箸は使わずフォークとスプーンを使用し食事をします。
腹ごしらえをした後は、観光名所に連れて行ってくれるみたいです。
どうやら遊園地みたいところです。
晴れた日は眺めがいいらしいのですが、この日は若干の曇り。残念です。
絶叫マシーンにも乗り、堪能しました。
その後は、デパートに行きました。
日本のイオンみたいな感じでめちゃくちゃ広くて綺麗でした。
違うところは入り口にごっつい銃を持ったセキュリティーがいて、入る際にセキュリティーチェックをされること。
普段当たり前だと生活している日本の治安の良さが海外に行くとしみじみ感じられますね。
そこでは日用品から家電製品、洋服、さらには車まで売っていました。
今までローカルなところに行っていたので、ここのデパートの広さと綺麗さにはビックリ。
ごっつい銃を持ったセキュリティーにビビったので、写真は撮ってなかったです笑
すみません。
休憩にはスイカジュースをご馳走になったのですが、余計なものを一切入れないスイカジュースの美味しさに驚愕。さらに安い!日本円で50円くらい!
そしてここでもう一人の友人とお別れ。
明日は次の国に出稼ぎに行くための試験なんだとか。
そんな大事な時に申し訳なかった…。
ただ、会いに来てくれてとても嬉しい!ありがとう!
その後、今宿泊している友人の近くの商店街みたいなところを散策。
スリには十分気をつけるようにと警告いただきました。
とにかく活気がすごい!
日本のシャッター街となった商店街とは大違い。
フィリピンという国の勢いをものすごく感じました。
その一方で、まだまだ課題も多いなという印象。
日本でもお馴染みセブンイレブンに行ったのですが、そこにもごっつい銃を持ったセキュリティーがいました。治安に関しては課題が多そうです。
さらに、野犬がいて怖いなと思ったこともありましたし、ゴミが散乱している箇所も多く見受けられました。道路には、車がはまると動けなくなるような陥没も見受けられました。
発展と共にこれらは解決していくのでしょうけども、当面時間はかかりそうです。
その後は地元の居酒屋で思い出話に花を咲かせ、フィリピン2日目終了。
そして次の日。
フィリピン生活3日目。
あっという間に楽しい時は流れ、本日は日本に戻らなければなりません。
早起きして、空港まで送ってもらいます。
そして、車で送迎してもらい、この間ずっとお世話になった友達や友達の家族ともお別れ。
「またいつか会いましょう」
と伝え、お別れしました。この旅の期間大変お世話になりました。
ありがとうございました。
朝早くということもあり、来た時とは打って変わり、空港はガランとしていました。
異国の地で一人。
ANAの機体を見るとなぜかホッとします。
ちなみに私は小さい時からANA派です。
JALの復活した鶴丸も捨て難いですが、何よりもトリトンブルーが美しい…。
一般的には「コバルトブルー」の愛称で知られているこの色ですが、なぜ「トリトンブルー」と名付けたのかはANAの公式サイトによると、
「トリトンブルー」は、嵐を鎮める「安全の神」として崇められていたギリシャ神話の海神「トリトン」から「安全運航」をかけて名付けた。
引用元:https://www.ana.co.jp/group/70th/archives/ap13/
とのことでした。なるほど、これは縁起がいい。
感傷的になりつつも、初の海外旅行はこうして幕を閉じました。
帰りの飛行機では爆睡でした笑。
行きは羽田空港でしたが、帰りは成田空港着。
日本に帰って来れて取り敢えず一安心。
成田空港に着陸する時に感じたことは、思ったよりも田舎笑。
羽田空港は都会の空港ということもあり、離陸する瞬間も「あぁー、都会だな」という感じでしたが、成田空港は結構森の中にぽつんとあるような感じです。
お盆期間中ということもあり、やはりかなり混雑していました。
帰りは次の日が朝早く出社ということもあり、新幹線で帰る予定にしておりました。
成田空港から東京駅に移動します。1時間くらいでした。
まだ時間に少し余裕があったので、東京駅を散策。
そうこうしているうちに新幹線の乗車の時間に。
帰りは快適なまま一ノ関駅へ到着しました。
こうして超早足海外旅行は幕を閉じました。
弾丸旅行だったので疲労もかなりのものでしたが、それ以上に得るものが大きい今回の旅行でした。