東京・上野で美術館巡り「ゴッホ展 ー夜のカフェテラスー」【科学博物館・国立博物館 編(空海と真言の名宝展)】

ゴッホ展を見にきたものの、予約の時間まではだいぶあります。
それまで、上野公園周辺の美術館、博物館巡りをしたいと思います。

まずは一番開館時間が早かった国立科学博物館へ向かいます。

野口英世先生の銅像があります。一つ前の千円札の顔の人です。
世界各地で感染症の研究に取り組み、医学の発展に大きく貢献した細菌学者です。

まさに、国立科学博物館の目の前に銅像が建つのにふさわしい人物ですね。

シロナガスクジラのオブジェが有名な国立科学博物館

国立科学博物館です。重厚な建物が歴史と威厳を感じさせます。
そして、入り口にあるシロナガスクジラの巨大なオブジェが目を引きます。

修学旅行で訪れたという人も多いのではないでしょうか?

宇宙科学、天文学、地球の誕生、生命の誕生、そして人類の歴史など、スケールの大きい展示を見ることができます。中は巨大なので、じっくり見ると1日は必要だと思います。

ですが、私はここで眠気の限界が来て、本当はいけないことなのかもしれませんが、朝一ということもありお客さんもまだ少なかったので、休憩用の椅子でちょっと仮眠。

体力が回復したところで一通り展示を見ました。
今回は常設展のみにしました。それでもかなりの展示数。

それにしても建物が素晴らしいですね。

全然集中力がなく、じっくりと見ることができなかったので、いつかゆっくりと1日かけて鑑賞・勉強しに行きたいと思わせてくれる博物館でした。

東京国立博物館 【空海と真言の名宝展】

続いて、道路を渡り東京国立博物館へ。

ここでも気になる企画展がやっていました。「空海と真言の名宝展」です。つまり、国宝が見れるわけです!

それにしても広大な敷地…。

いくつかの建物に分かれていて、展示をやっている建物を探すのでも一苦労。
そして、照りつける太陽。今日の最高気温は37°予想です。

早く中に入りたい…。

ようやく展示のやっている平成館に到着。

建物が超広大なので窮屈さは感じませんが、かなりの人が展示を見に来ていました。平日です。さすが東京…。

海外の人も多くて、日本や仏教の関心がある方がこれほどまでに多いのかと感動しました。

展示の多くは撮影禁止でしたが、一部の展示に限り、撮影が許可されてましたので、紹介したいと思います。

国宝 五智如来坐像

まずは五智如来坐像です。

歴史にも仏教にも疎い私でも、約1,200年も前の仏像が状態よく残っていること自体が奇跡で重要なものだと感じます。

説明を見ても仏教の専門用語が多かったので、うちのチャッピー(Chat GPT)にわかりやすくまとめてもらいました。

五智如来とは、密教で大切にされている5体の仏さまのことです。

中心にいるのは「大日如来」。密教では、大日如来は宇宙そのもの、世界の真理そのものを表す特別な仏さまと考えられています。

その大日如来が持つ5つの「智慧(ちえ)」を、5体の仏さまで表したものが五智如来です。中央に大日如来、その周囲に阿閦如来、宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来が配置されます。

簡単にいえば、

「世界の本質を理解する智慧(法界体性智・大日如来)」、「物事をありのまま正しく見る智慧(大円鏡智・阿閦如来)」、「すべてのものを平等に見る智慧(平等性智・宝生如来)」、「物事をよく観察し、それぞれに合った形で理解する智慧(妙観察智・阿弥陀如来)」、「やるべきことを実際に成し遂げる智慧(成所作智・不空成就如来)」

という、仏が持つ5つの智慧を、5体の仏さまで表現したものです。

この五智如来坐像は平安時代の9世紀につくられたもので、5体がそろって残る五智如来像としては現存最古とされる、とても貴重な仏像です。

重要文化財 愛染明王坐像

そして、次に重要文化財・愛染明王坐像です。

愛染明王(あいぜんみょうおう)は、密教で信仰されている明王の一つです。

人間が持つ愛情や欲望、執着などの「煩悩」をただ否定するのではなく、それらを悟りへ向かう力に変えてくれる存在とされています。

3つの目と6本の腕を持ち、怒ったような表情をしているのが特徴です。一見すると怖そうですが、この姿は人々を脅すためではなく、迷いや煩悩を打ち破る強い力を表しています。

山梨県の放光寺に伝わるこの像は、弓に矢をつがえて天に向かって構える「天弓愛染明王」という珍しい姿をしています。これは経典にある「星々の光を射るようである」という表現を形にしたもので、愛染明王の強い力を表しています。

また、弓矢には、人間の欲望や執着を悟りへ向かう力に変えるという意味も込められています。

この像は12世紀後半につくられたと考えられ、天弓愛染明王像としては日本最古とされる、とても貴重な仏像です。

33年に1度しか見ることができない観菩提寺の十一面観音像

そして写真撮影は許可されていなかったのですが、一番私が感動したのは観菩提寺の十一面観音像です。

普段は秘仏とされ、一般公開は33年に1度のみ。
直近では2015年に開帳があったので、次に見ることができるのは2048年…

…だったのですが、今回の空海展でその姿を拝めることができました。
とても貴重な機会でした。

なんといっても仏像の中でも異質な存在感を放つその姿に釘付けになりました。
撮影は禁止されていたので、写真を取れなかったものの、ブログで紹介していただいている方から引用いたします。

引用:https://kanagawabunkaken.blog.fc2.com/blog-entry-164.html

そして、なんとお寺にお戻りになられた後も、5日間だけ特別に開帳するとのこと!

もう一回その姿を拝見したくなったので、行くかどうか検討中です。
https://mainichi.jp/articles/20260815/ddl/k24/200/106000c

ということで、次回に続きます。

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