東京・上野で美術館巡り「ゴッホ展ー夜のカフェテラスー」【上野の森美術館 編 (大ゴッホ展)】

いよいよゴッホ展!

前回まで巡っていた美術館

https://setsuyaku-kakumei.com/museum-hopping-in-ueno-tokyo-4

日時指定制でも長蛇の列 【大ゴッホ展ー夜のカフェテラス】

16時からの予約ですが、念には念を押して30分早く15時30分には美術館付近に到着しました。

しかし、すでに16時予約の人たちの列ができてて、「最後尾はこちら」の看板を持ったスタッフさんがいました。

もちろん、入場は16時からなので、30分ほどは外で立っていなければいけません。
結構キツかったです…。他の美術館巡りもしていたので、結構足が限界でした…。

そうこうしているとようやく16時になり、荷物をロッカーに入れ、いざ会場へ。

しかし、会場も見渡す限り人、人、人…。
中々落ち着いて鑑賞できませんでした。

いよいよゴッホの夜のカフェテラスと対面

おしくらまんじゅうを繰り返しながら、いよいよゴッホの夜のカフェテラスのある部屋へ。

部屋全体が夜のカフェテラスを見るための待ち行列でいっぱいです。

はるばる東京まで来て、行列に並んで、並んでの繰り返し…。
暑さも相まって体力は限界です。

しかし、あとほんのもう少しです。ここで諦めては来た意味がありません。
最後の力を振り絞り、行列に並びます。

…いよいよ、列が夜のカフェテラスに近くなると、緊張してきます…。
みんな必死に写真に残します。間近で対面できる時間は少なさそうなので、列に並んでいる間に写真を撮っておきました。

そして、いよいよ…!

いやー…、一言。

やっぱり絵画は本物を見たほうがいい!!

ものすごい感動しました。今までいろんな絵画を見てきましたが、一番です!

まぁ、私がゴッホの絵が好き&はるばると東京まできた&疲れのピークという要素があるのは否めませんが、それを差し引いても鳥肌ができるくらいの感銘を受けました。

実際間近で見れたのは30秒くらいで、じっくりと鑑賞はできなかったのですが、(スタッフさんが急かしてくる笑)まぁ、あの人数なので仕方ないですね。本物を見れたというだけで満足です。贅沢は言ってはいけません。

特に、夜空の青色!

この青色が完全に私のイメージとは覆りました。

画像で見るとただの青色ですが、本物の絵画を見るとサファイアのように光り輝いていて、想像を絶するくらい綺麗でした。

ライティングと保護用のニスを塗ってあるので、絵の具本来の輝きではないにしても、全く想像のしていなかった感動です。

手前の黄色に目が行きがちですが、本物は夜空の青(藍色)に目を惹かれ、奥に進むにつれ暗くなっているので、まるで絵画の世界に引き込まれるような錯覚を起こしました。

ゴッホ自身もこのような手紙を残しています。

今、絶対に描きたいのは星空だ。よく思うのだが、夜は昼間よりもずっと色彩豊かでこの上なく鮮やかな紫、青、緑の色調を見せてくれる。
…星の中にはレモン色のものもあり、バラ色、緑色、忘れな草の青色の輝きもある。

展示会の壁にもこのメッセージを展示するということは、やはりゴッホの描く夜の空、星空にフォーカスを当てていたライティング、展示の見せ方なのですね。

その感動を残したままグッズショップに入店になったので、思わず財布の紐がゆるゆるになってしまいました。
商売上手ですね笑

しかし、このような素敵な展示会を開いていただき、ましてやゴッホの夜のカフェテラスのような世界的に有名な名画を誘致してくださった訳ですから、何らかしらの形でお金を落としたいなと思っておりました。

夜のカフェテラスの概要

念の為、この「夜のカフェテラス」の絵画の説明を大ゴッホ展公式HPより引用いたします。

本作の構図は同時代画家による街頭風景や日本の浮世絵などからヒントを得た可能性があります。またそれ以上に制作動機として重要なのは、ファン・ゴッホの星空への憧憬です。彼は愛読したギ・ド・モーパッサンの小説『ベラミ』に現われる星空、あるいは1888年6月初めに地中海の浜辺で見た色彩豊かな星空に刺激を受けてその絵画化に取り組みました。同年9月中旬、彼はアルルのフォルム広場で夜中に本作を描きました。カフェテラスのガス灯の明かりは、鮮やかなコバルトブルーを背景に、輝く星々の美しさを際立たせています。
引用:https://grand-van-gogh-tokyo.com/highlights/

上野周辺の美術館巡りを終えて

3年前のモネ展もそうですが、どうしても超有名絵画となれば、東京の美術館主催のことが多いです。

ですが、幸いにして東京であれば私の住んでいる県からであれば比較的行きやすいので、そこは恵まれたかなという感じです。夜行バスで行けば体力的にキツいものの、3,000円で行くこともできるし。

花火と絵画は生で見ろ!

話は変わりますが、ぜひ皆さんも特に教科書に載っているくらい有名な絵画は実物を見たほうがいいです!

私の経験から、花火と絵画はオンラインではなく、生で見た方がいいです!そして、ぜひ自分の目と脳に焼き付けてください!

写真は2〜3枚記録用に撮るくらいでいいと思います。
それこそ、有名絵画であればいくらでも画像は出回っているので。

それよりも、生で、現地で、本物を見る感動、経験をすることの方が圧倒的に人生を豊かにしてくれると思います。

現地で絵画を見る前に予習はした方がいいの?

あともうひとつ。

いくら有名な絵画とはいえ、その作品について詳しく知っているものばかりではないと思います。

そこで悩むのが、実際に絵画を見る前に、その作品や画家について予習しておくべきかどうかです。

これはあくまで私個人の考えですが、もしその作品についてほとんど知らないのであれば、むしろ最初は前知識なしで見たほうがいいと思っています。

なぜなら、一度知識をつけてしまうと、それを完全に忘れて作品を見ることはなかなかできないからです。

作品の背景や画家の意図を知る前と知った後では、同じ絵を見ても印象が大きく変わります。

知識を得たうえで作品を見ることは、その後いくらでもできます。しかし、何も知らない状態で初めて作品と向き合ったときの印象は、一度しか味わえません。

音楽でもそうですが、最初に聴いた時のインパクトを超えることは中々難しいです。
繰り返し聴けば聴くほど、インパクトは薄れていってしまいます。そして、その音楽のことを忘れてもう一度聴いてそのファーストインパクトを受けることはできないのです。

なので、私はこの「最初に何を感じたか」を大切にしたい派です。

もちろん、最初の印象が良ければ、そこから作品や画家について調べてどんどん好きになることもあります。逆に、最初はそれほど惹かれなくても、背景や意図を知ることで見え方が変わり、好きになる作品もあります。

だからこそ、まずは自分の目で見て、自分が何を感じたのかを確かめる。そのあとで知識を加えて、もう一度作品を見る。

私は、その順番で美術を楽しむのが好きです。

ということで今回はこの辺で締めたいと思います。
今年(2026年)は素敵な展覧会が多くて、様々な有名作品が来日します。

美術愛好家としては嬉しい限りなのですが、お財布と相談しながらなるべく巡回したいと思います。
またその様子をこのブログでアップしていきますので、乞うご期待!!

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