4. 社会人時代編ー①

中々ハードだった学生時代、社会人になったら「自分の好きなように生きてやる!」

というのが目標でした。

自分で学費をため、大学に進学する。
そして、絵を描いて生活する。

それを目標に高校を卒業しました。
結果からいうと、残念ながら今現在もその目標を達成するに至っておりません。
今も変わらずそのことが同じ目標です。


元々3年働いて学費を貯める予定でしたので、就職先はそんなに考えずに決めました。
決めたというか、先生におすすめされたので、そこに決めたと言う感じ。

進学希望を就職希望に変更し卒業間際だったということと、リーマンショックの煽りを受け不況だったのも理由です。


そんなこんなですんなりと就職先が決まり、社会人人生が始まりました。

私の就職先は、アパレルメーカーでした。
といっても、皆さんがアパレルと聞いて想像するような「キラキラ」とした感じではなく、仕事内容は服の検品・ピッキングなどのいわゆる倉庫業です。

そこでとにかく、社会人としての「イロハ」を叩き込まれました。

始業時間の30分前には会社に到着していること、上司や先輩に対しての気遣い、忘年会の余興は強制参加だということ、など…

コミュ障の私にはとにかく、キツかったです。
まぁ、学生時代のコミュニケーション不足が仇となったともいえますが…。

仕事もとにかくキツかったです。
オフィスユニフォーム、つまり職場で使用する服をつくっている会社でしたので、
入社した時期がちょうど衣替えを控えている時期で繁忙期だったのです。

わからないことがあっても周りが忙しく動いているので質問しづらい雰囲気で、
仕事の量はいきなり多く、休みも週1日でとてもキツかったです。

入社早々にして、社会人生活に絶望しました。

楽しみにしていたゴールデンウィークも散々な目に遭いました。
どんな目に遭ったかというと…。
下にその時の体験談の記事を貼っておきますので、気になる方はぜひ読んでいってください。

そのような不運(自分の不注意が根本的な原因ですが…)もあり、学費を貯めるという目標にも暗雲が立ち込めました。

でも、逆にそれが私の気を引き締めることができたのか、そこからは怒涛の節約生活に入ります。

まずは、節約したのは携帯代です。
携帯のパケット定額を辞めました。今で言うところのデータ定額(何ギガまで何円みたいな)です。

携帯でネットを見ないようにし、メールは仕方ないとしてもパケット(データ通信)を最小限にしました。通話プランももちろん最低限のものです。

そうすることにより、具体的な金額は忘れてしまいましたがおおよそ月2,000円くらいに抑えることができました。

さらに当時は実家暮らしだったので、理由を説明し実家に支払うお金も3年間無料にしてもらいました。

基本、友達と会う時以外は外食も外出も控えていました。月のお小遣いの上限額は5,000円です。

この時に必死になって考え、編み出した節約法がありますので下に記事のリンクを貼っておきます。
ぜひ参考にしてみてください。

ただ、どうしても節約できないものがあり、それが車の保険料です。

私の住んでいるところは田舎の中の田舎なので、車が生活必需品です。
そのため、車にこれでもかというくらいお金がかかります。

特に社会人になって思うのは、保険料がバカ高いことです。

車の運転は万が一ということがあるので、無保険というわけにはいきません。
そのくせ、若い時は事故を起こす可能性が高いので保険料が割高です。

車両保険(車の修理費などの保険)は入ってなく、軽自動車でしたが、1年目はとにかく高かった。

年換算すると20万くらいは払っていたと思います。

さらに私の地域では雪が降るので、スタッドレスタイヤを買う必要があります。これもバカ高い…。

中古のタイヤを購入しましたが、1本5,000円くらいしました。4本で2万です。

さらに、通勤で使用するので私の場合、毎日往復30km以上は走っていたので約半年に一回オイル交換をしていました。これは義務ではないのですが、オイル交換を怠ると燃費が悪くなったり、エンジンに負荷をかけてしまったりで最悪の場合、車が故障してしまいます。
一般的に3,000km〜5,000kmに一回を目安としてエンジンオイルを交換します。
一回5,000円くらいです。

そして2年に一度の車検…。私の車は10年以上型落ちなので諸々の修理費、部品交換で15万円かかりました。

日頃爪に火を灯す生活をしていても、車代でごっそり持っていかれてしまうので、とてもやるせない気持ちとなったのを思い出します…。

とまぁ、色々とあった社会人生活1年目ですが、

初めて会社で働くという経験、自分の車を運転しての出社、初めてのお給料…。

とまぁ、苦しいし大変ながらも新しい体験ができて充実はしてたなと今振り返ると思います。

ただ、当時は想像以上に社会人生活というものが大変で、友達と遊ぶ時間も減り、「こういう生活をあと数十年続けなきゃいけないのか…」と思うと堪え難い不安に襲われました。


社会人編ー②へ続く…

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